ヘルニア治療:ペインクリニックでブロック注射を打ってみた。料金や効果は?

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こんにちは。

このページを開いたということは、あなたもヘルニア?!
辛いですよね。

この記事では、ペイン注射を打ってみたいけど、どんなものなの?効果はあるの?いくらぐらいかかるの?という疑問に、私の体験談からお答えしていきます。

なお、ここに書いていることはあくまで個人的な見解です。 私には医学的知識はまったくないので、詳細は必ず病院で確認してくださいね。

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私は椎間板ヘルニアになって最初の6か月間は薬で、その後はブロック注射と薬を併用して治療ました。

薬だけの治療とブロック注射と薬併用との治療では、2倍速で治りが速いと感じています。

でも、「ブロック注射」って、最初は恐かったんです。高そうでもあったし。

それで、6か月間も薬だけでがんばってしまいましたが、ブロック注射の効果を実感して、私と同じように躊躇している方にもお伝えしたいと思い、まとめてみることにしました。

ブロック注射とは

「ブロック注射」は「ペイン注射」とも呼ばれ、ペインクリニックで受けることができます。
(ブロック注射もペイン注射も正式名称ではないようです。使う人によって内容が違うようなので、詳しくは病院の先生に確認してくださいね。)

「ペイン(pain)= 痛み」で、痛みを取ってくれたり、緩和してくれたりする方法です。

「じゃあ、麻酔?」 と思いますが(私もそう思っていましたが)、それだけではないんです。

「ブロック」というだけあって、痛みを緩和するだけではなく「ブロック」する効果もあるんです。

なにを「ブロック」するのか?

簡単に言ってしまうと、「痛みの悪循環」をブロックしてくれます。

出展:WOMAN SMART

「痛みの悪循環」とは何かというと、

①痛いところができると脳が「そこが痛いよ!」と神経に伝える。
②すると神経が興奮して、そのあたりの血管や筋肉が緊張する。
③血管や筋肉が緊張すると、血行が悪くなる。
④血行が悪くなると、そこに痛み物質が残ってしまいもっと痛くなる。
⑤「もっと痛いよ!」と脳に連絡がいく。

ここからはまた①からの繰り返しです。

まさに「悪循環!」

「ブロック注射」は、⑤から①への連絡、つまり「もっと痛いよ!」という連絡が脳に行かないように「ブロック」してくれるのです。

するとどうなるかというと、①神経は興奮しなくなる。②血管や筋肉も緩む。③血行も良くなって、炎症を抑える薬が届きやすくなる。というわけです。

だから、「ブロック注射」は、その場しのぎの注射ではなく治療なんです!

私は、ここのところがよくわかっていませんでした(汗)

痛み止めの薬をもらっているから、注射までする必要はない!と思ってしまい、がまんにがまんを重ねてしまいました。

ブロック注射は痛いの?高いの?

注射を避けていた理由は、二つ。

①痛そう
②高そう

痛いのか?

では、まずは痛いのかについて私の体験でお答えします。

「痛くない!」です。
(あくまでも私の場合です。「痛い」と言う方もおられるので、病院の先生にも聞いてくださいね。)

私の場合は、椎間板ヘルニアなので、ブロック注射は背骨のところに打ちます。
考えただけで痛そうですよね。

私もかなりビビってました(汗)。

でも、もう痛みに耐えられなくなったので、ようやく薬以外の方法を考えました。
(6か月間薬で耐えた後に私の不注意で再発してしまい、痛さがふりだしに戻ってしまったという精神的ショックも大きかったです。「不注意」の中身は「最後に」に書いておきます。)

ペインクリニックの先生にまず聞いたのは、「痛いですか?」

すると先生の答えは、「もう終わったんですか?と聞く人もいるぐらい、痛くないよ。」でした。

ほんとかな?と半信半疑でしたが、ここで引き下がったら女が廃る!
ということで、初めてブロック注射を受けましたが、確かに「痛くない!」

詳しくは「ブロック注射の流れ」で説明しますが、ブロック注射を打つための麻酔を打ってくれるからです。

1本目の麻酔はチクっとはしますが、それはインフルエンザとか血液検査の注射程度の痛さ。

次に打つ「ブロック注射」の針は長~いんですが、麻酔が効いているので痛くありません。
私の場合は、背中を親指で軽く押してるのかなあ?という程度。

打ち終わった後に、「もう終わりですか?全然痛くないんですね!」と言ったら、「麻酔科ですから~。」と先生。笑ってしまいました。
(ブロック注射は麻酔科の診療科目です。)

高いのか?

もう一つ心配なのは、費用ですよね。

これも私の体験談ですが、思ったほど高くないです!

病院にもよると思いますが、私が行っている病院は1回2,660円です。
ブロック注射を打つ位置によっても違うようですが、高くても1回5,000円くらいらしいです。

私は1万円ぐらいするのかなと思っていたので、なんだこのぐらいならもっと早く打てばよかったと思いました。

ただ、ブロック注射は1回で終わりというわけではなく(終わる人もいるかもしれませんが)、何度か打ちながら治療していくので、費用は積み重なっていきます。

ブロック注射を打ちながら薬も飲むので、その費用もかかります。 ちなみに、私の場合、最初の6か月は薬だけで大体3,600円(4種類の薬を1か月分)でした。

3,600円×6か月=21,600円かかっています。

再発してからは、薬とブロック注射の併用でした。

ブロック注射は最初の1か月は週1回打ちましたが、2か月目は隔週にしました。 そして、大体2か月で良くなりました。

3,600円(薬)×2か月+2,660円×6回(2か月分のブロック注射)=23,160円

こうしてみると、費用的に大差はなかったです。

そして、なんといっても早く楽になってくれるのは本当にありがたかったです。
痛いのは辛いですからねえ。

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ブロック注射の流れ

私の場合はまず整形外科にかかり、そこからの紹介(私の場合は同じ病院にペインクリニックがありました)でブロック注射を打つことにしました。

ペインクリニックに行くと、まずは整形外科で撮影したMRIで椎間板ヘルニアであることを確認しました。

そして、奥のベッドに通されて、まずは血圧を測定。 ブロック注射を打つと血圧が下がることがあるので、毎回注射の前後に血圧を測ります。

次に、服を上げ下げして背中を出します。 すると、先生が「ここに打ちましょう。」とマークをつけます。

そして、その周辺を広範囲にアルコール消毒。 しかも、3回! 長い針を入れることになるからでしょうか、消毒はとても念入りです。

先生曰く「これだけ消毒したら絶対バイ菌は入らないからね~!」

そして、まずは麻酔を注射。
これは普通の注射くらいの痛さで、チクっとする程度です。

唯一怖いのは、背中だから見えないこと。
何をされているのかわからないという恐怖は若干あります。

でも、私の担当の先生は「打ちますよ」「ちょっとチクっとするけど、ここだけがまんしてね。」と声を掛けてくれるので安心です。

そして、少しその個所をモミモミしてから「ちょっと押される感じがするかもよ」と言うと、親指で押されるような感覚が。

その時に、長~い針を入れて、注射液を入れているんだと思います、たぶん。

「先生、今、長い針を刺しているんですか?」と聞いたら、「内緒」と言われたので、定かではないんですが(^^;)

毎回ではありませんが、押されていく感覚と一緒に腰から脚にかけての痛みがす~っと取れていくときもあります。

押されているのはほんの数秒です。

それで終わり。

あとは服を戻して、その場で横になって30分程度過ごします。 ブロック注射後は血圧が下がったり、ふらついたりするので30分の休息が必要なんだそうです。

最後に、もう一度血圧を測ったら、ゆっくり起き上がって終了!

注射を打つ前は、痛みで腰がまっすぐ伸ばせなかったのに、病室を出る時はシャキ~ンと伸ばせて、幸せ~な感覚です。

ブロック注射の注意点

ここまで読んでくださった方は、ブロック注射って良いことづくめじゃん!と思うかもしれませんが、いくつか知っておいたほうがいいこともあります。

①しびれがでることもある。

ブロック注射は、身体の深いところまで打つ注射ですからしびれを感じることもあります。

私も1回、注射をしたとたんに舌がしびれてきて、目の前がふらふら揺れだしたことがありました。

15分ぐらい横になっていると、徐々にしびれも揺れも取れていきましたが不安でした。

注射後に身体に変化が現れたらすぐに先生や看護師さんに伝えましょう。
先生によると注射液の回り方の違いによってしびれることもあるとのことでした。

②痛みは1回では取れない。

初めてブロック注射を受けた時、辛い痛みから解放される!と期待していたのですが、そんなことはありませんでした・・・。

「ブロック注射とは」でも説明したように、「痛みの悪循環」がブロックされて「好循環」になるまでには少し時間がかかります。

特に、痛みをがまんしてがまんしたのちに受けた場合、根強い痛みは残ってしまいます。
なので、1回で楽になると期待はしすぎないほうがいいです。

私も期待し過ぎていたので、初回はがっかりでした。

でも、続けているうちにどんどん楽になっていったので、ぜひ数回は続けてみてください。

③自分で痛みを管理する。

病院にもよるかもしれませんが、私が行っているペインクリニックでは、「次はいつ来てください。」とは言われません。

痛ければ毎日でも行くし、大丈夫そうなら1週間置きにするとか、自分に委ねられています。

たしかに、「痛み」というのは本人にしかわからないですよね。
同じ痛さでも、痛みに強い人、弱い人がいますし。

なので、自分の痛みとよく相談して治療を進めていく必要があります。

看護師さんに言われたのは、痛みが強くなりすぎてからでは効果が出にくいということ。
がまんし過ぎないことが大事そうです。

最後に

いかがでしたか。
ブロック注射を怖がりすぎる必要はありません。
受けるのをためらっている方は、まずは病院の先生と相談してみてくださいね。

では、最後に椎間板ヘルニアが再発してしまった私のミスについて。

それは、「ソファで寝てしまった」ことです。

だいぶ調子がよくなって気が緩んでいたんだと思います。

翌朝、目覚ざめて座ると「ズッキーン!」と腰に衝撃が。

あわてて整形外科に行って話すと、「ソファはダメだよ!ふりだしにもどっちゃったね。」と言われてしまいました(涙)。

布団やベッドと違ってソファは身体を支えてくれません。
健康な状態でも腰に負担がかかるのに、椎間板ヘルニアの人はもってのほかだそうです。

後悔先に立たず…。
今はもうソファに座ることすら怖くてやってません。

手術をしない限り出っ張ったヘルニアはなくなりません。
時限爆弾を抱えていると思って、腰に負担のかかることはしないように注意しないといけませんね。

お互い気を付けましょう!