
平昌オリンピック盛り上がってますね~!
表彰台で選手たちが受け取っているぬいぐるみ。
かわいいですよね~!
#スピードスケート 小平奈緒選手が銀メダル高木美帆選手が銅メダルで、日本勢W表彰台です✨
金メダルは、オリンピックレコードを記録したヨリン・テルモルス選手
郷亜里砂選手は、13位です#平昌オリンピック #PyeongChang2018ِ #Olympics pic.twitter.com/xnSbpcpwDM— オリンピック (@gorin) 2018年2月14日
名前は「スホラン」
白虎です。
相方(?)にはツキノワグマがいて、名前は「バンダビ」です。
その「ホランとバンダビ」が我が家にもやってきました!


主人は韓国人でここ数年間韓国に単身赴任中なんですが、娘たちのお土産にと連れて帰って来てくれました!
Contents
名前の由来
「スホラン」にも「バンダビ」にもいろいろな意味が込められています。
まず、「スホラン」
「ホラン」が韓国語の「トラ=ホランギ」の一部です。
そして、「スホ」には、韓国語の「守護」の意味もあります。
さらに、「ラン」は「アリラン」(韓国民謡の一種)の「ラン」です。
平昌オリンピックの開催地である江原道(カンウォンド)地区には「チョンソンアリラン」というのがあります。
これが、三大アリランの一つだから、「ラン」を入れたってことです。
次に、「バンダビ」
「バンダ」は韓国語の「半月=バンダル」の一部。
ツキノワグマの胸にある半月を表しています。
そして、「ビ」は記念碑の「碑」だそうです。
メモリアルなクマってことですね。
韓国でこの名前が韓国で発表されたときには、「意味かけすぎ…」「無理矢理すぎる…」とやや不評だったようですが、音で聞くとかわいいですよね!
トラとクマになった理由
娘たちが
「なんで、トラとクマなの?」
と聞くと、主人が話し始めました。


洞窟にこもって人間になりたい!とお祈りをしていると、桓雄(ファンウン)という神様が現れました。そして、こう言いました。
「毎日、この一把のヨモギと20個のニンニクを食べなさい。
そして、100日間太陽の光に当たらないようにすれば人間になれる」と。
トラとクマは人間になれるならと、毎日ヨモギとニンニクを食べることにしました。
暗い洞窟の中で、来る日も来る日も、ヨモギとニンニクを食べ続けたのですが…
トラはあまりの苦しさにあきらめて、洞窟を出て行ってしまいました。
一匹になったクマ。
クマは毎日ヨモギとニンニクを食べ続けました。
すると、101日目に、なんとクマは人間の女性に変わることができました!
人間になれたクマは幸せでした。
でも、一人では寂しい…。
それで、桓雄(ファンウン)に子どもが欲しいと頼みました。
桓雄(ファンウン)は願いを聞き入れ、子どもを授けます。
そして、生まれたのが檀君(タングン)。
檀君はとても立派に育ち、神様の仕事を手伝い、やがて地上の王様になりました。
そして、1500年の間、王様としてこの国を治め、1908歳で亡くなりました。
この「国」が今の韓国のもとになったのです。
ほ~!
つまり、クマは今の韓国のもとを作った人のお母さん!
お母さんがクマってどうよ?と思うかもしれませんが、こういう神話はツングース系の民族(満州からシベリア・極東にかけての北東アジア地域)の中にはあるんだそうです。
沖縄にもあるみたいですよ!
クマがお母さんということで、その子どもはとても丈夫で強いんだそうです。
この神話は韓国ではとても有名で、壇君(タングン)の銅像もあります。
さらに、壇君(タングン)が国を作ったとされる10月3日は「開天節」と呼ばれ、韓国の祝日にもなっています。
マスコットのめちゃカワ映像
かわいいだけじゃない!
運動神経も抜群のスホランとバンダビ!
特に2分00秒あたりからが見ごたえがあります!
さいごに
平昌オリンピックのマスコット「ホラン」と「バンダビ」についてご紹介しました。
韓国にとっては大切なシンボル、トラとクマ。
何気なく見ていたマスコットにも、いろんな思いが込められていることがわかりました。
オリンピックも折り返し!
がんばれ日本!
がんばれ韓国!
がんばれみんな!
金メダルの数とか、どこの国が買ったとかは関係なく、真剣に競技に向き合う選手たち一人一人いを応援したいと思います!
熱い冬をありがとう!
カムサハムニダ!