「心のマッサージ」私にとっての筆文字とパステル

いつも「筆文字&パステルコラボ作品」にあたたかい応援やコメントをありがとうございます😃

私が筆文字と出会ったのは2019年の5月。
パステルと出会ったのは2019年の7月。
まだ半年も経っていないのですが、ほぼ毎日のように描き続け、筆文字とパステルのインストラクターの資格まで取りました。

これはもう「はまった」としか言いようがないです😅

どうして筆文字とパステルにこんなにはまってしまったのか。
自分でも不思議だったのですが、描き続けているうちにわかりました!

今回は、筆文字とパステルのはかりしれない魅力をお伝えしたいと思います。

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筆文字は正解のない世界

筆文字やパステルを始めたのは「もともとそういうのが好きだったから」と思われがちですが、まったく違います!

私はもともと書道が好きだったわけでも、絵が好きだったわけでもありません。
むしろ苦手でした😫(正確には、苦手だと思い込んでいました)

書道は小学校の時に習っていましたが、先生に赤で直されるのが嫌で嫌で、なんとかしてさぼりたいと思っていました。

絵は、3歳年上の姉にずっとけなされていたので(姉は美大に進みました)、「絵なんか描いてやるもんか!」ぐらいに思っていて、中高の美術の宿題は全部姉にやってもらっていました。

そんな私がなぜ?

私は「名言」や「言葉」が大好きです。
悩んだ時、落ち込んだ時、たくさんの名言に励まされています。
スケジュール帳には、好きな名言をいくつも書いた紙を入れて持ち歩いています。

名言や言葉は好きだけど、無味乾燥な活字ではなんとなく味気ない。
かといって、直筆だとうまく書けないので見る気がしない🙁

なにかいい方法はないかなあと思っていたときに、「筆文字」のことを知りました。

かっこいい字、かすれた字、かわいい字、コロンとした字。
いろんな字体があって、カラフルで。
好き嫌いはあるけれど、どれがうまいとか下手とか言えない世界

なんかこれは、かつて習った書道とは違うぞ!
これなら書けるかもしれない!

そんな気がして、筆文字教室に行ってみることにしました。

何名かの方と一緒に一日かけて色々な線を書いたり、たくさんの字を書きました。

すると、同じ言葉を書いても出来上がったものは違うし、お手本を見て書いてもやっぱりどこか違う。

同じものは一つもないし、しかも正解もない。

隣の芝生はよく見えるので、自分の字より誰かの字の方がうまく見えたりもしました。
でも、でも、その誰かにとっては私の字がうまく見えたりもするのです。

「みんな違って、みんないい!」

その言葉が何度も頭の中に浮かびました。

私は、三人兄弟の末っ子でいつも兄や姉と比べられているような気がしていましたし、学校に行っても社会に出ても周りの人のことを気にしすぎるくらい気にしていました。

しかも、25年間携わった仕事は教育と評価に関わる分野だったので、常に正解か不正解かを意識する必要がありました。
どれが正解なのか、間違いはないかにアンテナをピンピンさせていました。

そんな私は、自分自身にも厳しくて、正解するのが当然、間違うのは最低みたいな意識を持っていたように思います。

でも、筆文字をやっていると、「なんだこの自由な世界は。何を書いてもいい。書き順も形も自由でいいなんて!」と、心が溶けて柔らかくなっていくようでした。

そして、そこには更なる出会いがありました。
です。

パステルは失敗のない世界

筆文字教室で、「文字の横にちょっとパステルで丸を描くだけでも雰囲気が変わりますよ」と言って、先生がパステルを指でごしごし、紙の上でくるくる。

何それ? 指? 丸?
でも、かわいい!
確かに、筆文字作品がなんかいい感じになってる!😲

私はそれまで「パステル」というものを知りませんでしたが、これならできるかもという直感が走りました。

早速調べてみると、パステルには型紙がある
だから描けなくても、なぞればいきなりなんとなく絵になる。

しかも、パステルは消せる
間違い恐怖症の私にとって「消せる」はすごい安心感。

昔から絵心もセンスもまったくない私だけど、これならできそう。
ということで、習ってみることにしました。

するとパステルと型紙と消しゴムだけで、初めてでもびっくりするぐらいの作品ができました!

家族に見せると、「お~、すごい!」

かれこれ50年近く絵は描けないと思っていた私に、絵が描けたんです!

そして、パステルも筆文字同様、正解はありません。

描きたいように描けばいい。
消したければ消せばいい。

なんのルールも緊張感もないのに、出来上がってみるとなんだか素敵。

そんな気楽なパステルを通して、更に私の心は溶けて柔らかくなっていったのでした。

筆文字とパステルは「心のマッサージ」

そんな魅力に取りつかれて以来、私は筆文字とパステルを描きまくっているのですが、描いた後はいつも気持ちがすっきりしています。
まるで運動をした後かのような爽快感すらあります。

なぜか。

それは、筆文字とパステルが心をマッサージしてくれるからです。

描いていると、

「なんか違う。」
「もっと大きく描きたい。」
「まっすぐじゃなくて、斜めに描きたい。」
「色はこっちのほうがしっくりする。」
「パステルでここに色を入れたい。」

などなど、どんどん自分の心が話しかけてきます。

正解のない世界で、自分が納得するものを描く過程は、誰かの目を気にして描いている時間ではなく、自分の気持ちに耳を傾けて、「自分」を表現する時間です。

日常に追われていると「何をしたいのかわからない」「何が好きなのかわからない」となりがちです。

でも、筆文字とパステルを描いていると、「この形じゃない」「この色じゃない」が比較的はっきり出てきます。

ちゃんと「自分の好き」があることに気づきます。

色や形が右脳(感覚)を刺激してマッサージをしながら、そのことに気づかせてくれるのです。

筆文字とパステルで気持ちを吐き出す

更に、筆文字とパステルを使うことで「言葉」以上の思いを表現することができます。

どんなに言葉を選んでも、どんなに説明しても、なんか伝えきれないなあと思う経験はありませんか。

あるいは、言いたかったけど遠慮してすべては言えなかったという経験はありませんか。

私はあります。

言葉は伝達の道具として欠かせないものです。
でも、どうもうまく表現できなかったり、言いにくくて飲み込んでしまったりすることがあるものです。

そんな言葉のもどかしさを、色や形がサポートしてくれます。

(探さない、見出す!)

「誰がなんと言おうと、こう決めた!」という思いがあれば、力強い形、力強い色で。

「焦らず、慌てずいこう!」という思いがあれば、ゆるっとした形、優しい色で。

そうして、想いを言葉と形と色で表現できたとき、「気持ちを吐き出せた」という爽快感を味わうことができます。

『芸術は人生の必要無駄』


引用:佐川美術館

彫刻家であり教育者だった佐藤忠良さんという方が、こんな言葉を残しています。

「芸術は人生の必要無駄」
(中略)
私たちの生活は、事実を知るだけでは成り立ちません。好きだとかきらいだとか、美しいとかみにくいとか、ものに対して感ずる心があります。これは、だれもが同じに感ずるものではありません。しかし、こういった感ずる心は、人間が生きていくのにとても大切なものです。
(中略)
詩や絵に感動した心は、環境にふりまわされるのではなく、自主的に環境に対面できるようになるのです。 ものを変えることのできないものなど、役に立たないむだなものだと思っている人もいるでしょう。
ところが、この直接役に立たないものが、心のビタミンのようなもので、しらずしらずのうちに、私たちの心のなかで蓄積されて、感ずる心を育てるのです。
引用:佐川美術館

芸術がなくても生活にはなんの支障もありません。
筆文字やパステルができなくても、なにも困りません。

でも、この「無駄」が、
感じる心を育て、自分を理解する時間を与え、自分を解放させてくれます。

筆文字とパステルにはそんな力と魅力があります。

私は、筆文字とパステルに出会ったことで、これまで無縁だった芸術の世界に触れることができました。そして、今はかなりの時間を芸術=必要無駄に使っています。

そのことで心が柔らかくなり、言葉だけでは出し切れなかった自分の思いを発散できるようになりました。

そうして心がほぐれたことで、辛かった過去の意味づけを変えたり、すべてをひっくるめた「自分」を受け入れることができるようになりました。

そして、「今の幸せ」や「未来への光」や「動き出す力」を感じられるようになりました。

私にとって、筆文字とパステルは、大切な『人生の必要無駄』なのです。

さいごに

私はこれからも「筆文字&パステルコラボ作品」を描いていきます。

自分の心だけでなく、見てくださる方々の感じる心に響き、届くよう、想いを込めて描いていきます。

また、筆文字&パステルが誰かの心をマッサージすることに繋がればと思い、2020年から、心をマッサージする筆文字&パステルの会、「ほぐしま書画-点々」を開催予定です。

忙しい現代社会、忙しい毎日だからこそ、生活に「無駄」が必要です。
心をマッサージする時間が必要です。

・心がカチコチになってしまっている方。
・モヤモヤやストレスが溜まっている方。
・最近無駄な時間を過ごしていない方。
・自分の「好き」がわからなくなっている方。
・書道や絵に苦手意識がある方。

筆文字&パステルを通して「人生の必要無駄」を体験してみてください。

興味がある方は、以下からお友達になってください。
詳細やスケジュールが決まり次第、お知らせします。

長文をお読みくださいまして、ありがとうございました。

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