「本当の自分とは何か?」の悩みがすっきりする本

自分を見つめる方法

おはようございます。なおみんです😊

素晴らしい本とスピーチに出会ったのでご紹介します!

それは、
『私とは何か 「個人」から「分人」へ』
著者は、芥川賞作家の平野啓一郎さんです。

これを読んだおかげで長年の悩みが解消しました😃

 

長年の悩み、それは、
「本当の自分とは何か?」です。

・仕事をしているときは、冷静で的確なキャリアウーマン。
・家ではちょっとおっちょこちょいな母ちゃん。
・日本人ばかりの会食では寡黙だけど、外国人に囲まれると陽気。

これはすべて「私」なんですが、
時と場合によって違うので、

人好きなのか
人嫌いなのかもわからないし、

家にいるのが好きなのか
出歩くのがあっているのかすらよくわからない。

本当の私っていったい何なんだろう?🤔
いくつも仮面を被って生きているみたい…🎭

そんな風に悩んで、さんざん自分探しをしてきました。

 

でも、
結局よくわからず、ず~っともやもやしていたのですが、
この本を読んで、そのもやもやがスカッと晴れました!

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「個人」「分人」とは

この本の大事なキーワード、「分人」について説明します。

「個人」という言葉は一般的ですよね。

「ひとりひとりの人」という意味です。

英語にすると、「individual」ですが、
これは直訳すると「分けられない」という意味です。

つまり、「個人」とは、
人の最も小さな単位で、
それ以上分けられないものということです。

 

でもだとすると、
冷静なキャリアウーマンが本来の私の姿なのか?
おっちょこちょいな母ちゃんが本来の私の姿なのか?

どれが私という「個人」を表す気質なのか?という悩みが生まれます🤔

そして、
一つが本当で、あとは嘘や見せかけ、あるいは仮面なんだろうと思ってしまいます。

 

でも、
平野さんは、そうではないのではないかと言います。
個人は「分人」から成り立っているのではないかと。

 

「分人」とは平野さんが定義した概念で、
「個人」よりも小さい単位のことです。

 

人は生きていくうえで、
対人関係なしで生きていくことはできません。

だから、人は相手に合わせて「分人」を使い分けていると。

 

例えば、私の場合、
冷静な分人もいれば、おっちょこちょいな分人もいる。
人付き合いのいい分人もいれば、そうでない分人もいるということです。

 

この「分人」という単位を知ると、とたんに気が楽になります。

なぜならどの自分も自分だからです。
もうどれが本当の自分か?などと悩む必要はなくなります。

 

平野さんは言います。

様々な対人関係の中で生きていく以上、
どの分人もすべて自分で、
どれか一つに決めることはできないし、決める必要もないと。

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好きな「分人」でいること

そして、更に、
好きな自分でいられる人と
一緒にいられる時間が長ければ幸せなんじゃないか
とも言っています。

 

あの人といると素直に話もできるし、
あっという間に時間が過ぎていくんだけど、

あの人といると、特に話したいことも思いつかないし、
気まずい雰囲気になってしまう、ということはありませんか?

 

私はよくあります。

 

私の場合、日本人が苦手で( ̄▽ ̄;)
日本人だらけの懇親会などに行くと、
20分もしないうちに「あ~、帰りたい!」と思い出します。

面白いことも言えないし、
気の利いた質問もできない自分が嫌で、
もっと社交的になれたらいいのに…と思います。

 

でも、一方で、
外国人に囲まれるのは大好きです。

はっきりした理由は自分でもまだよくわからないのですが、
20歳で初めて海外留学をして以来、海外、外国人との時間のほうが居心地がいいのです。

だから、
国際交流関係の仕事について
国際結婚をして、海外を飛び回っています。

 

平野さんは言います。

誰かといて居心地がいいということは、
そこにいる自分の「分人」を自分が好きだから。

その逆もありで、
ある人のことが嫌いだというのは、
その人自身を嫌いという部分もあるけれど、
その人といるときの自分が嫌いだからではないかと。

そして、だったら
好きな自分でいられる人と
一緒にいらる時間が長ければ幸せなんじゃないか
と。

 

私は目から鱗が取れたような気分でした。

これまでは、
本当の自分は何か?
こんな自分じゃダメなんじゃないか…。
などなど、
自分のことを自分で疑ったり批判したりしていましたが、

 

そうではなくて、
どれも本当の自分!と、自分をすべて受け入れて、
好きな自分でいられる人を選ぶ!と、外に目を向ければよかったんだ
と気づきました。

 

幸せな時間を多くしたいなら、
「大好きな自分の分人でいる時間を長くする」こと。

このことをこれからの自分の軸にすると
人生をもっと楽しくできるなあと思いましたし、

もう「本当の自分は何か?」で悩む必要はないんだとすっきりしました。

平野啓一郎さん@TED Talksと

本の内容の一部を、平野さんがTEDで話しています。

さすが小説家!
内容もさることながら言葉の選び方が美しく、とてもすばらしいスピーチです!

ぜひ一度聞いてみてください。